2006年10月10日

「俳ラ13」感想…手塚肇

手塚氏より発表お任せの「俳ラ13」の感想メールを戴きましたので、
ここに掲載させて頂きます。
率直なコメントなど戴ければありがたいです。(二健) -106
          *
<全般>
場所、時間は考え方で変わる。今回はそれには触れない。
しかし、一つだけ。連休の中日というのはいかがなモノか?
三連休だと一日目が最適だと思う。
なぜなら、中日にあると遠方に出かけずらくなる。
僕は本当は8日、9日に関西に行くのをキャンセルをした。
一考を請います。
値段も適当と思われる。
今回はもっと事前告知を徹底すれば満席程度には集まったと思う。

<内容>
最初の三人は、それぞれ面白かった。、
話術や格好に奇をてらわない。言葉の妙を感得できた。
ユースケだいご信治は○

前半のトリ。情野千里
さすがプロである。初めて観るものはおろか、彼女を
再三観るものも裏切らない。予定調和のレベルが高い。
従って◎

問題は後半。
宮崎二健
毎年観ていて感じるが、登場と退場の仕方、仮装がほぼ同じで
ここ数回の印象が混乱する。天狗仮面にも根強いファンがいるのかも知れないが
そろそろやめないと観客にそっぽを向かれる気がする。
仮装や演出が派手すぎて肝心の俳句が死んでいる。特に今回はそう感じた。。
時間が長いと言うだけでなく重装備の故か冗長でリズムがない。
従って△

鉄平
往年のヒーローシリーズは、失敗に終わった。昨年のインパクトはなく
奇をてらいすぎて内容がおっつかない上、時間を読み違えて与えられた時間の
数倍を費やしてしまい観客に苦痛を与えてた。従って×

ギネマ
非常に器用な人である。前の日の夜、ちゃちゃと考えてあそこまで
出来てしまう。プロではないがプロってそういうところがある。
しかし今回は前の二人のつまらなさに比べ良かったという程度。
従って△

<司会>
自分の持ち味を活かした司会で好感が持てた。
また、飛び入りにうまくサクラを混ぜ、本物の飛び入りを
促したのはさすが。
従って○

<飛び入り>
氏は確信犯だが、彼のレギュラーでのステージよりずっと良かった。

小夏さんは○。面白かったし可愛らしい奥さんだった。

他は△
posted by 二健 at 06:48| Comment(10) | TrackBack(0) | 感想批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は全体的に楽しかったです!!
時間オーバーといえど飽きませんでした〜。

やはり大きな声ではっきりと表現されている方がいいですね。(あたりまえか笑)
だいごさんは、自分の句を自分で解説してましたよね。あれはもしかしたら邪道なのかもしれませんが、とっても面白かったです。句の内容も身近で共感できました。
あと、ちづこさんの飛び入り俳句良かったですよー。堂々としていて(^_^)

みなさん演出を凝ってらしたので、一人くらいとってもシリアスに読んでくれても良かったかもしれません。

いつも思いますが、ギネマさん、二建さんはじめ、常連出演者の方々は本当にパワーがあってかっこいいなぁと思います。見ると元気と勇気が出ますね。私も言葉をこんな風に操れたらいいのになぁ〜と思いました。。


以上です、今頃すみません〜m(__)m


Posted by MIKI at 2006年10月18日 20:30
手塚さま、 MIKIさま、率直なご意見や感想書いてくれまして、
誠にありがとうございました。触発されて私も書く気になりました。

やり終わってしまってからは、見てくれた人達はどう思ってくれたんだろうかと
気がかりでした。元々人様を呼び付けて見せられるような努力と洗練の上の
見世物ではなく、それらしくやろうとしても無理のありすぎる催し物であります。
ならば諦めずに、どうするかが毎回の問題でテーマです。
お陰様で回数だけは、重ねて参りましたが、いつまで経ってもお粗末でありまして、
もう懲り懲りとは思いますが、一年経つと今度こそは何とかと思う次第であります。
観客の皆様のあたかも父兄の温かい眼差しのような温情に支えられていることは、
喜ばしいのか悲しむべきなのか?…やはり後者なのでしょう。
なので「俳ラ」は、俳句朗読の豊年祭と自己解釈して、お茶を濁しております。
文字表記の俳句も、その朗読も、俳句に興味のない人にとっては、
全く面白いはずはありません。
一方、俳壇の俳人と呼ばれている人達は、こんな前例のない催しに興味はなく、
お決まりな句会などの集会を楽しんでいます。
どっちつかずの「俳ラ」の行くべき道は、模索しつつ継続あるのみです。
ですから必然的にパフォーマンス性は色濃くなってまいりました。
そもそも俳句朗読会として出発した「俳ラ」に演出や演技は必要条件ではありません。
でも、へたくそながらそれをすることによって、俳句って面白いんだな、
と思ってもらえたら「俳ラ」冥利があります。
舞台に立つ人としては殆ど素人、という負い目が前提でありながら、
時に目を見張ることもあります。個々の切っ掛け作りには役立っていると思います。
只々、下手でも前を見て一生懸命するしかありません。
見に来てくれている人が友達や身内でも、情に甘んじないでやり遂げたいものです。
俳句は分からないから面白くない。朗読してもらっても意味が伝わらない。
素人の演技なんてわざわざ見に来る価値はない。
そういった壁を越えて行かなければ「俳ラ」の明日はありません。
だから、皆様の感想が聞きたいし、反省し直すべきは直して出直したいと思います。
取り留めのないこと述べてしまいました。

・手塚様の辛口批評身に沁みます。貴方様の勇気ある叱咤にはひれ伏します。
何と、年長ベテランのオヤジ組が、若い子を前にした舞台に立ったものですから、
我を忘れて楽しみ過ぎて時間忘れて、東洋の天狗と西洋のドンキホーテの
阿保さ加減を意図せずに曝け出してしまいました。自己満足の巻き添えご免なさい。

・MIKI様、だいごは俳句なんて今回の件で初めて作って舞台に立ったツワモノです。
彼は俳句の常識を知ってか知らずか、とにかく結果は観客に受けてました。
自句自解つまり解説付きという禁じ手を、ものの見事に破壊し覆したのであります。
俳にとって肝心な破格をやってのけたのです。何よりも俳句朗読が生きていました。
初めてでこれですから、「俳ラ」は未知数だらけです。
誰でもその気になりさえすれば出来ます。
そこが俳句ないし「俳ラ」の良いところ思います。

やはり、今回は天狗とドンキホーテを除いて、それぞれ個性的できちっと纏めていて
凄く良かったと思います。飛び入りも良かったしね。特に二人の女侍は秀逸でした。
何よりも、若者、女性、俳人以外という感性豊かで未来のある客層が良かったです。
(俳人もちゃんといました。念のため) -235
Posted by 二健 at 2006年10月19日 02:20
二健様
素直に受け止めて頂いてありがとうございます。
おそらく、観る側の立場とか回数とか出演者との個人的関わりとかでいろんな感想があると思います。私は俳ラはこれで7回目ですし、見慣れてきたそろそろ飽きが出てきたということは否めません。しかし何度も言うようにこれを学芸会的行事に終わらせたくないのです。敢えて突き放して述べたこともあります。詳しくはいいませんが、参加することへの姿勢は素晴らしい方もおります。まさにその構想、準備に時間を割き、老体に鞭打ってはせ参じたことは重々感じます。まさに脱帽物です。少ない準備でもあっと言わせるような舞台を作る天才的な人もいます。時間がないので徹夜で考えた人もいます。努力はそれぞれあった。しかもプロではない。
そこが難しいところです。
しかしこの場ではそこを評価することはきっと出演者みなさん望まないでしょう。
あくまでここは、七回にわたって見守ってきた自分に取って面白かったか否かだけで感想を述べるのが一番の公平で純粋だと思ったしだいです。

最後に、情野さんのことを「プロ」と書きましたが厳密には「セミプロ」ということだそうです。
Posted by 手塚肇 at 2006年10月25日 22:15
手塚様、
‘いろんな感想’を集めて参りました。
今朝、編纂を完了させて、新着記事二件として書き込みました。
皆様ご自分のWeb日記に体験された感動や思いの丈を自由に書かれた
素晴らしい感想文の数々です。

「俳ラ」が手塚様に飽きられたとは残念です。
義理や惰性で継続しているつもりはありませんし。
私の相変わらずの天狗パターンは、繰り返しの妙に拘っている処です。
極めることは絶望的ですが、この先も繰り返すつもりです。
大幅な予定時間超過と弛緩はいけませんから、以後気を付けます。
観客は知人で、出し物は個人に任せている「俳ラ」は、
‘学芸会的行事’にも宴会芸のノリに陥ることも目と鼻の先です。
このことは、初回と2回目で既にギネマが警鐘を鳴らしています。
そこで、以前から考えて言っていることは、
俳句朗読の祭という考え方です。俳句豊年祭とでも言いましょうか。
以前は見世物小屋という概念もいいかなと思いましたが、
それにもなりえない代物とも思います。
蛇を飲んだり火を噴いたりできませんし。
それについては、ポエム通信「泥水」2001.1月号に名文があります。
「俳ラ6」を見ての感想文で櫂未知子氏は、

「『俳ラ』が見世物小屋と同じとは言わない。しかし、たとえば
出演者がそれぞれ扮装を凝らし、俳句と朗読によるパフォーマンスを
懸命に演じることは、やはり、どこか『あれ』に似ているのでは
ないだろうか。…(この後も鋭い評が続く)」と評してくれました。
後に彼女は、島田牙城が取り仕切る佐久市での「朗読火山俳」で、
自ら舞台に立ちました。

私はこの‘懸命に’ということを肝に置いています。
プロ・アマの境なく懸命に行うことを良しとしています。
この件は、新着記事での麿氏の感想と私のコメントも参考にして下さい。
前回まで二回連続出演した氏は、今回は観客として来られました。
そして氏自身の日記で、一つの問題提起をしてくれました。
「俳ラ」は、出演者が揃ったとか、観客が多かったから良かったと
思ってはいけませんね。
‘面白かったか否か’についても新着記事で表れています。
あからさまにつまらなかったと言う人もいないでしょうが、
駄目は駄目でも、何か良い所を見出してくれる人は、有難いです。
そういう人がいるから「俳ラ」は続いてきました。
つまらないと感じた人は去っていきました。
やる人も見る人も手伝う人も、
おもしろいと思った人達が集まってくれて、
「俳ラ」は生かされ続けています。 -423
Posted by 二健 at 2006年10月29日 11:56
手塚さま

はじめまして。
「俳ラ」では飛び入りで川柳を詠ませていただきました、小夏です。

今回、直前まで出演するつもりがなかったので、本当に何も準備していませんでした。
次回も出演させていただけるのなら、きっちり準備をして再度、挑ませていただきたいと思います。
また、よろしくお願い致します。
Posted by 小夏 at 2006年10月29日 22:30
三日前にここに投稿したつもりだったのに送られてなかったですね、
何を書いたか忘れてしまいました(笑。
えっと、思い出して再度書きます。ちょっと違うかも、、

まず、小夏さん、ご丁寧にありがとうございます。
実は俳ラの記念撮影のあと小夏さんを紹介をしてちょうだいとギネちゃんに頼んでいたんですが帰ってしまったんです。
僕は前から小夏さんの小説はファンだったんで是非お会いしたかったのです。
ここで声をかけていただいてもう死んでもいいです。

と言っていると「女性に手がはやい」なんて二健ちゃんに釘をさされるからやめておくけど。
決してそういうつもりはないんだけどね。二健ちゃんは嫉妬深いから(笑。
コンセプト「俳句の豊年祭」。いいんではないですか。
「まつり」というのはいいも悪いもない。続けることが命です。
毎年同じ部分があってしかるべきものです。
それでいてエンターテイメント。観るものもやるものも一つになるんですよ。

そのうち、観客側もコーフンしてきて参加したくなり、入り乱れてクンズホグレツの大乱行と
なる。
これであれば僕の感想なんてものはぶっ飛ぶ。もっとやれいって感じですよ。

セイヤ!セイヤ!ラッセ、ラッセ♪
Posted by 手塚肇 at 2006年10月31日 15:02
手塚さま、
よかったですね小夏さんにレス戴けて。
人様の下の心も、上の心も想像つきます。
断っときますけど、手塚さんには嫉妬しませんよ。
一々やきもきしていたら、この人を集める商売は出来ませぬ。
私が人間関係において口を出すのは別な意味合いです。
話題が外れるのでリアルで話しましょう。

今回初めて言ったことではないですが、
「俳句の豊年祭」ということで一本締めと致しましょう。
出演者の至らなさを観客参加で補うとも言えると思います。
やはり共通認識できるコンセプトが大事ですね。

手塚さまにお願い
「二健ちゃん」と呼ぶのは気味が悪いからやめてェ -528


Posted by 二健 at 2006年10月31日 17:00
手塚さま

小夏です。
小説も読んでいただいてたなんて、感激です!
ううう……マジうれすぃ〜(泣)
これは来年、頑張らねば!
お会いできる日を、楽しみにしております。

 
 居酒屋で「抱いて」と言えずに芋焼酎
 

おそまつでした。
Posted by 小夏 at 2006年10月31日 17:50
居酒屋でカラとも言えず芋隠し

カラマツでした。
Posted by 手塚肇 at 2006年10月31日 22:56
書き損じた場合、私にメールもらえれば、
そのコメント削除致します。
改めて書き込んで頂ければ宜しいです。 -592
Posted by 二健 at 2006年11月02日 07:58
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