2013年10月11日

「独演!俳句ライブ20」開催のご案内

  「俳句ラ20」 by 俳句志・もののふの会
  Haiku Reading Solo Performance
  "HAILA-20th" by Mononofunokai


日時: 2013.10.19(土)
    開場 18:00、 開演 18:30〜 終了21:00頃
料金: 2000円 (1drink付)

★cast

   口上 - 神山てんがい
      introduction by Kamiyama-Tengai
 1. 宮崎二健 (天狗仮面)、Miyazaki-Jiken
 2. 葛原りょう (魂の朗読者)、Kuzuhara-Ryo
 3. 西野りーあ (闘う幻視者)、Nishino-Leea

    俳ラ名物<観客飛入>   休憩
   ☆三味線の摩郎氏参戦予定!

 4.  神山てんがい (哀愁と滑稽の俳優)、Kamiyama-Tengai
 5. ギネマ (俳ラの女王)、Ginema


場所: JazzBarサムライ Tel.03-3341-0383
     新宿3丁目35-5守ビル5F (新宿駅東南口)
メール: jike●n.email.ne.jp

hl20仮pos5.JPG
Design & photo by Jiken


(上)俳ラ20朗読俳句作品集の表紙 / (下)俳ラの活動暦 (終演時に差し上げます)

hl20朗読俳句作品集表紙.jpg
俳ラ20活動暦a.JPG
俳ラ20活動暦b.JPG

posted by 二健 at 02:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

俳ラ19 五番、「蝿の唄」ギネマ

嘘つきの煙突が花を抱いて死んだhl19257g.JPG
青虫が冷蔵庫でさよならと叫んでいる 
虫食いのおしろい花が香りけり
結ばれし耳に焦げつく糸電話
暁の遠き風鈴乳房にて
朝顔の嘘を見破る釣瓶かな
天井の染みばかりの思い出です
絵に描いたような家族が額縁を拾っている
赤枕民生委員は黒鞄
この味噌汁まるで地獄ねと母の微笑み
洗濯籠の殺意にカビが生えてしまった
風鈴の中に咲きます兄妹心中
二人行く果ては夜露の舟となり
檀家になったとたん孕むとは
本当の名前は浄倫沼の中
石女が皿割りおってまだ濡れぬというかhl19304g.JPG国民の休日なんだから万引きをしろよ
こんなところでそれは犬じゃないのか
奇病はカーテンの裏にたいていいる
大男おっちんじまって蚊もはらえねえ
お父さん鉄ベッドでこっそり溶けよう
この恨み一生つきまとってゴミなんかポイ捨てだぞ

この包み紙はエライ人のしょうこになるからとっとけよ
腹違いでも名誉白人のはずだぞ
父はチェーンソーでボケましたんです
鉄塔の震え犬だけに分かる
実刑はデキモノが広がる夜の自慰とする
曇りける祖母の手鏡ご飯はまだですか
銀杏やもういらないよと祖母の背に
痴呆棟だから煙突が大きいのか
老人病棟の穴さえ塞げばこっちのものだ
今帰ったと勇めば菊の首が落ちニュータウンに引っ越しても首吊り坂があり
金魚め二口径回転式感情移入型水圧拳銃をくらえ
枯井戸に呼ばれて柿の木を植える

タタタタンポポに触るなああ姉さんがちち縮むじゃないかああ
hl19264g.JPG冷蔵庫の家族が腐っている
絶頂のターンテーブル冬将軍
寒々と母の位牌に陽が当たる
不審火の奥に微笑の砂糖菓子

秋の蝿どこにもいない家族を探している

hl19308g.JPGhl19311g.JPGhl19322bwg.jpghl19330g.JPGhl19351g.JPGhl19348g.JPG

posted by 二健 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 朗読作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月10日

俳ラ19 四番、「チカちゃん 新宿の夜」神山てんがい

hl19250.JPG


沿い歩き狭きほどよき恋並木塩焼きをつまんで川にはしをかけ
君の居ぬ朝をイヌツゲ枯れて知り
さびて明日鋏になりたいふたりかな
鈴虫の恋文届かぬのっぽかな
落ち葉踏みあられをかじる君想ふ
一人寝の二人隙間は三里かな憐憫はお茶碗ちょうど二杯ぶん
喉仏に部屋を持ちたし君の住む
夢でまたついばんで居る君の草
つまりその、、、、あなたがえっと、、、、すす、、ごほん
カポックより私を部屋に立たせなさい 
キスしたいとレシートの裏に書いてみて照れて
丸める
十六夜にあたしを噛んでとピスタチオ一筆書きの愛撫かな

hl19236g.JPG

宵のクチ二人で風邪をうつし合い
ふくろうがじっと見ている倦怠期

サイコロで明日死のうか生きようか
さいの目に見合い相手を託す酒
さいの目で決めた夫は懲役六年
さいの目に全て「負」の字が彫ってあり

神頼み百枚つづり紙不足


オスプレイ撃退用お酢スプレー配布シナチクに囲まれナルト沈みけり
五月雨を集めて汚染水ボトリング
味噌汁の具がピラミッドだ
還暦のマドンナ池にぼっちゃんと
hl19てんがい231g.JPG

種馬の花も咲かせず脳溢血

トースターで安寧を焦がしちまったあるひまわりにともはなく

マイ吊り革ブーム到来

マルクスと言う名の猫が飢えており丼に元ボクサーの土左衛門
お前のスマホをあんかけにしてやる
話が切なすぎて疲労骨折
ちろりむし亡国嘆き不参加の秋空
娼婦が屏風にシュールに情夫の絵を描いた
情夫は毛布に娼婦のショーツでマスかいた
坊主が屏風に娼婦と情夫の情死を上手に上手に絵に描いた

秋風にテーブルチャージ新宿の女


posted by 二健 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 朗読作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
hl_bn01.jpg______ 【俳ラ綱領】 ■名称: 俳句志・もののふの会「独演!俳句ライブ」 ■略称: 「俳ラ」  ■英文表記: Haiku Reading Solo Performance "HAILA" by Mononofu-no-kai  ■発生: 「俳ラ01」 Since 1998.3.1 於JazzBarサムライ  ■コンセプト: 「俳句朗読の実践窟*先ず口承ありき*俳の表現かくありき」 ■三大原則: (1)自句朗読=形式不問 (2)肉声=マイク使用せず (3)独演=共演せず ※鳴り物やBGM使用可。パフォーマンス可。朗読のみ可。  /窓口:SAMURAI (煽動と統括:宮崎二健) jike@n.email.ne.jp /主催:俳句志「もののふの会」〜Jiken@Agitator